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金属・合金
金属・合金は、防錆や形状復元・肉盛補修、耐酸化腐食、電気特性の付与などさまざまな目的の溶射で使用されています。粉末や線状に加工できる金属・合金であれば、ほぼすべて溶射可能です。
自溶合金
Ni基、Co基の自溶合金溶射を行っています。当社では、メテコ16C相当・メテコ18C相当・メテコ31相当・メテコ16E相当・ステライトSF20相当の溶射材料を使用しています。自溶合金は、他の溶射材料に比べ、緻密な皮膜を形成させることができ、密着力・耐磨耗・耐エロージョン性・耐食性・耐高温酸化性に優れているのが、大きな特長です。
サーメット
サーメットはセラミックス粉末と金属粉末とを焼結して得られる複合材料で、セラミックスの持つ硬さ・耐磨耗性・耐熱性・耐酸化性・耐化学薬品性と、金属の持つ剛性・塑性・弾性を兼ね備えています。溶射によって、このような特長を表面に付与することができます。当社では、タングステンカーバイト系とクロムカーバイト系の溶射を行っています。
セラミックス
セラミックスには酸化物系・炭化物系などさまざまな種類があります。当社では、酸化物系のアルミナ・ジルコニアなどを溶射材料として使用しています。
セラミックスの特徴は、熱及び電気の伝導性が低く、高温においても高い強度を有している点にあります。その中でも、単一酸化物のセラミックスは、超高温に耐えることができます。