大阪富士工業では、レーザークラッディングに関するプロジェクトに参画して、自社だけでなく広くレーザークラッディングを広める活動を展開しています。
SIPは、総合科学技術・イノベーション会議が府省・分野の枠を超えて自ら予算配分して、基礎研究から出口(実用化・事業化)までを見据え、規制・制度改革を含めた取組を推進していくものです。
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)詳細については、こちら
研究開発テーマ |
高付加価値設計・製造を実現する レーザーコーティング技術の研究開発 |
委託先 |
国立大学法人 大阪大学
独立行政法人 日本原子力研究開発機構
(共同実施先)
大阪富士工業株式会社
山陽特殊製鋼株式会社
古河電気工業株式会社
株式会社 村谷機械製作所
石川県工業試験場 |
開発予定期間 |
平成26年10月〜平成31年3月 |
研究開発目的 |
本研究開発では、高付加価値設計・製造を実現するレーザーコーティング技術として従来困難であった材料・構造体への高機能材料薄膜コーティングの基盤技術を開発すると共に、「軽い・薄い:(価格が)安い・強い・長持ち」といったユーザーニーズに応えるデライト設計ベースの工業製品開発およびそれらを実現するためのコーティング装置に必要なレーザーコーティング技術を研究開発する |
研究開発項目 |
@ レーザー入熱制御技術の研究開発
A モルテンプール型レーザーコーティング技術の研究開発
(大阪富士工業担当項目)
B 非モルテンプール型レーザーコーティング技術の研究開発 |
『高付加価値設計・製造を実現するレーザーコーティング技術の研究開発』の
詳細については、こちら
研究実施機関と研究協力メンバーとの関係
紹介ビデオ
©2015 東京工科大学 菊池研・大久保研共同プロジェクト
戦略的基盤技術高度化支援事業は、「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく支援策の一環として、同法により「研究開発等計画」の認定を受けた中小企業者が産学官等の連携の下、ものづくり基盤技術の高度化に資する研究開発から試作品開発・販路開拓に取組むことを促進することを目的として行うものです。
研究開発 計画名 |
レーザークラッディング表面機能化技術による 次世代高速鉄道用ブレーキディスクの開発 |
事業管理機関 |
一般財団法人 大阪科学技術センター |
研究等実施機関 |
大阪富士工業株式会社
国立大学法人 大阪大学 接合科学研究所
公益財団法人 鉄道総合技術研究所 |
アドバイザー |
日本製鉄株式会社 |
開発予定期間 |
平成26年9月〜平成29年3月 |
研究概要 |
次世代高速鉄道用ブレーキディスクは、耐熱性と耐摩耗性及び機械的高信頼性が要求される。このため、熱亀裂の発生を抑制する表面機能化処理が必須である。従来の粉体肉盛プラズマアーク法では入熱が大きく溶込み量も多いため、変形や熱亀裂が発生して健全な品質を得るのが困難であった。入熱が小さく溶込み量の制御が容易なレーザークラッディング法を用いて、高速鉄道用ブレーキディスク用に最適な肉盛材料と施工技術を開発する。 |